創業明治35年、100年の足跡
大泉葡萄酒株式会社の歴史は明治35年12月、9人の発起人により設立された「達磨葡萄酒合資会社」からはじまります。
当時はワイン醸造の黎明期にあたり、今では想像できないほどワインに対しての一般的な認識は低く、また不安定なブドウ供給と発展途上の経済環境により、葡萄酒業界は厳しい生存競争がありました。
そのような中、先人の不断の努力と研究により幾多の困難も乗り越え、さらに動乱の太平洋戦争時期においても葡萄酒醸造を止めることなく継続させ、「祝第三区共同醸造組合」という組織により戦後へと繋げてきました。
昭和38年、地元地域と共に発展するよう願いを込め、会社所在地の地名の「大泉」を会社名とし株主である地元ブドウ生産者と協調しながら地域に根を張り、今日ではより多くの方々に勝沼ワインを愛飲してもらえるよう、さらなる品質の向上を目指し醸造を続けています。
沿革
明治35年12月 | 達磨葡萄酒合資会社として発足 |
明治43年3月 | 甲州葡萄酒株式会社となる |
大正7年3月 | 資本金を3万円に増資 |
昭和3年 | マルキ葡萄酒に吸収合併される |
昭和16年 | 祝第三区共同醸造組合として再発足 |
昭和38年3月18日 | 大泉葡萄酒株式会社となる |
昭和54年 | 資本金を432万円に増資、株主は106名 下岩崎1807番地に移転する |
平成元年 | 資本金を2回に分けて増資、合計した資本金は2160万円となる 現在地に移転する |